5S活動の、「清掃」とは?

「清掃」は、身の回りのものや、職場(作業場や事務所など)を、きれいにそうじをして、ゴミ、チリ、ホコリなどの汚れがない、ピカピカの状態を維持し、いつでも必要な作業ををできるようにすることです。「整理」、「整頓」を習慣化させる役割もあります。

清掃のタイミングは、定期的に行うものと、作業後に行うようにします。

定期清掃は、例えば、週初めの月曜日の朝礼の後の15分間を、その時間に割り当てて、
職場メンバー全員で実施します。職場でよく行われるのは、清掃の「持ち場」を、それぞれの職場メンバーに割り当てて、清掃を行うことです。こうすることで、短時間で、効率よく清掃を行なうことができます。

作業後に行う清掃は、各自の作業の終わりに実施します。例えば、ライン作業の終了時間が、5時の場合は、最後の15分を清掃時間に割り当てます。ライン作業でなくとも、単独の検査や加工作業を行なった場合にも、その作業が終わったら、清掃を行います。

定期清掃と作業後清掃を行うことで、次に作業者がすぐに、安全に作業を行うことができます。常に掃除することは大切ですが、やはり、清掃をルーチン作業に組み入れておかないと、なかなか職場をきれいに保つことは難しいでしょう。

清掃の効果は、異常を発見する助けにもなります。たとえば、きれいに清掃された床面に油汚れが付いている場合、汚れが目立ち、すぐにおかしいかもしれないと、気づくことができます。しかし、もともと汚れている床面では、そのまま放置されてしまい、労働災害につながりかねません。

これに関連して、職場環境リニューアルも必要です。例えば、職場の床面ですが、劣化して、またはもともと凹凸が激しい、元の色が暗い、薄汚れている、などという場合は、清掃がしにくく、どんなに清掃を努力しても、汚く見えてしまう、というような場所もあります。そのような場所では工事を行ったりして凹凸を減らす、明るい色のペンキでぬる、などの必要最小限のリニューアルを行なう方がよいでしょう。

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