たいていの人は、KYTイラストのイラストが描けない件、について話をしています。今回はその2、です。以下の動画でその詳細を説明しています。
目次
動画の内容
今回は、たいていの人は、KYTイラストのイラスト
が描けない件、についてお話をします。
イラストである必要があるのか?
危険予知訓練のKYTイラスト題材は、そのまま受け取るとイラストで表現するということになっています。
つまり、イラストでなきゃいけないんだ、と思う人もいる、ということです。
しかしながら、自分たちで、KYTイラストを、イラストで描いて準備するということになると、人によってはイラストが描けない、という問題が出てきます。
イラストは、ある程度以上、上手である必要がある
正直なところ、人物と背景を上手に描く人はなかなか少ないものです。
あそらく、上手にイラストを描く人などほとんどいないといっていいでしょう。
無理やり、下手なりに描いてもらってもいいのですが、それでは、見るに堪えないようなものになったりして、使えない、あるいは、下手すぎるので、そんなんじゃ使えないよ、ということになってきます。
イラストなら簡単?実は難しい!
なぜ、危険予知訓練で使う題材を、イラストで表現しているのかを考えてみますと、イラストという手法が、簡単に描けるということがあったのだと思います。
写真という手段もありますが、写真では、その昔は高価な手段で、また、現像をしないといけないなど面倒だし、撮影のためのポーズをとってもらわねばいけないということがあった、と思っています。
あまり、気軽には使えなかった、という事情があったと推測します。
イラストの場合、絵心のある人がいれば喜んで描いてくれるかもしれませんが、そんな人が社内の課内にめったにいるはずがありません。
また、外注に出してまでイラストを描かせるようなことは、出版物を作ることでない限りしないし、費用もかかり、そんな大げさなことはできないので、絶対といっていいですが、そんなことはしないと思います。
最近では、CGで自由にポーズを取ることのできるソフトがあるようですが、専門の部門ならともかく、会社で、わざわざそこまでのことをするはずがありませんので、使うことはできないでしょう。
未だに、危険予知訓練、KYT、というと、イラストということなのですが、その表現手段に改善の余地があるように思いました。
今回は、KYTイラストのイラストが描けない件についてお話してみました。
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「安全衛生担当者のための危険予知訓練KYTイラスト題材の作成方法: 「イラストがない」と、困らなくなる!」
こんなサイトで、練習すれば、イラストが上手になるかもしれませんが、会社でそんなことはできないです。