自分の職場にピッタリ合ったKYTイラストは、簡単に入手できない、というお話をしています。以下の動画でその詳細を説明しています。
動画の内容
今回は、自分の職場にピッタリ合ったKYTイラストなど簡単に入手できはしないというお話をします。
この話は、あなたが職場の安全衛生の担当の方で、職場の安全活動として危険予知トレーニング、KYTをやることになっている、という方であれば、理解してもらえると思います。
危険予知トレーニングでは、型どおりやろうとすると、作業の状況を表現したイラストを準備することになるのですが、その準備がなかなか大変なのです。
私の場合、最初は、かなり過去にその部に所属した人が作成したであろう、なんとかKYTイラストを場内の書庫から見つけ出してきて、まずは、しのいだのです。
次に、それらを使い切ると、今度は、皆さんもやっているかもしれない、ネット上の無料のKYTイラストを使うようになりました。
こんなことをしていてわかったことは、どのKYTイラストも、自分の職場には、「そんなにはピッタリとはあてはまらないな」、ということでした。
製造業と医療とではさすがに作業内容がちがうのですが、同じ製造業のKYTイラストでも、自分の職場の作業にしっくりくるようなKYTイラストはかなり少なかったのです。
そのためになんとか自分の職場の作業に合うようなKYTイラストを見つけようと、毎月の職場懇談会が近づいてくると、その準備のために、無料のKYTイラストのネットサーフィンを長時間やるようになっていたのです。
KYTイラスト集などという、書籍がアマゾンなどで販売されていますが、私の場合、この中には使えるものがほとんどありませんでした。実際に購入したことがあり、「なんじゃこれは!」という感想を持ったことがあります。
これでお分かりのように、危険予知トレーニングをちゃんとやろうとするのなら、題材となるイラスト、写真でもいいと思うのですが、これを自分たちで準備するところからやらなくてはいけないのです。
また、思いますのは、危険予知トレーニングだけが、安全活動ではないので、他のものでもいいわけです。
今回は、自分の職場にピッタリ合ったKYTイラストなど簡単に入手できはしない、ということについてお話してみました。
KYTイラストと言っても、いろんな業種のものがあります。こんな建築系のものはさすがに製造業では使えないでしょう。