危険な箇所

ブログ【KYTイラスト】よくある危険な箇所 ~階段~

2020年1月24日

よくある危険な箇所ということで、階段、について話をしています。以下の動画でその詳細を説明しています。



動画の内容

今回は、よくある危険な箇所ということで、階段のお話をします。



階段は災害の起こりやすい場所


場内移動時に階段を使う場合がありますが、階段の上り下りは労働災害が起こりやすい場所です。

階段を上る際はつまづく可能性がありますし、階段を降りる際は階段を踏み外して、落ちてしまうというケースもありえます。

一種の高所として気を付けるべきの場所と考えるべきでしょう。



両手がふさがった状態での階段は危険が増す

作業に従事している場合に、階段を上り下りする際は、手に荷物を持っている場合もあるでしょうから、その場合はさらに危険度が高まります。

片手で荷物を持っている場合はまだいいのですが、両手で荷物を持って階段を下りなければならない場合は結構危険です。

一番ありがちなのは、上司とその部下が、打ち合わせのための場内の移動の際に、ノートPCとその電源アダプターとノートとファイルを何冊か持って階段を下りていくような状況を思い浮かべます。

この状況はしょっちゅう見かけたことがありますが、思い返してみると危険が潜んでいると思います。



重量物運搬+階段は本当に危険

さらに、階段に関わる危険なケースは、場内で自分たちでの引っ越ししなければならず、大型の荷物を2から3人で階段を上り下りしなければならないような場合です。

たとえば、事務所や実験室の引っ越しで、冷蔵庫や、かさばるスチール製の本棚を運ばないといけないようなケースです。

エレベーターや、クレーンが使える場合は問題ないのですが、そこまでの設備がない場合には、二人とか3人とかの人力に頼ることになり、階段という狭い場所を重量物を持つことになるのでかなり危険が増します。



危険予知をしておくことは重要

階段の上り下りでの対策ですが、単独での歩行の場合は、少なくとも片手をあけておくこと、手すりをつかむようにすることになるでしょう。

そして、階段利用時には、ゆっくりと確実に上りおりするようにします。

引っ越し時に階段を使うというような非定常時の場合は、十分どのような動きをするかの打ち合わせと危険予知を行って、荷物の運搬をしましょう。

今回は、よくある危険な箇所ということで、階段についてお話してみました。

階段
階段

階段の危険性と対策について参考になります。→ 売り場の安全.net

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