今回の動画は、普段、作業する場所がほこりっぽかった件、について解説をしています。
目次
動画の内容
今回は、普段、作業する場所がほこりっぽかった件、についてお話をします。
いつもの作業場が、とにかく、ほこりっぽい
少し、危険予知から離れるかもしれませんが、以前、勤務していた会社で工場内の作業場所として使っていたところのお話です。
その作業場所は工場の建屋内にありましたが、そんなに環境の良いところではありませんでした。
工場の生産で粉じんが生じるのですが、その建屋内はとても粉じんが多かったのです。
その建屋の中の閉じられた一角を作業場所として使用していたのです。
粉じんの成分自体は、無機物の無害な、砂のようなもので安全であったのですが、とにかく汚れやすいのです。
その作業場に行くにも、ほこりっぽい
一応は閉じられている部屋だったので、大丈夫ということではあったのですが、ドアを開ければ、周りが粉じんだらけというところでしたので、どうしてもすき間から中に粉じんが入りこんできます。
ですので、定期的な清掃は欠かせませんでした。
また、その作業場所の部屋に行くには、粉じんの舞うようなところを通っていかないといけないので、体に悪そうでした。
場所の問題で、簡単には場所を確保できなかった
工場は広くて、実験を行う作業場所ぐらい、どこかにありそうなものですが、きちんとした部屋ということになると適当な場所がなかったのです。
数千万円かけて新たに建屋を作るなんてことは予算的にありえないので、先人の方が、苦労して、適当な場所を見つけて改善してきたのでしょう。
まだ、使える場所があるだけ、マシではあります。
そんな状況でも、使っていかないといけなかったのですが、対策として、ほこりが入ってこないように揚圧ファンを設置する、掃除を頻繁におこなうなどを行って環境整備をしていました。
そんな対策をしていても、あまりきれいな感じの場所ではなかったのです。
とにかく、お金がかかるし、面倒
長期的な視点で、工場の作業環境を整備していくということができればよかったのですが、従業員は所詮、会社のサラリーマンで、やがて、転勤してしまうであろうし、会社のビジネス状況で、テー
マが変わってきますので、場所にかかわるようなそして、高額が費用が発生するような起案案件に粘り強く取り組む、なんてことはだれもやらないわけです。
一番理想的だと思っていたのは、高額な予算の判断のできる上席者が決断して、建屋を新設することなのですが、いくつもの課がある中で私たちだけというわけにはいかなかったのです。
大変利益の出ているような会社であればよかったのですが、そんな状況ではなかったのです。
サラリーマンというと、テレビドラマで出てくるような、こぎれいなオフィスで、快適に仕事をするもの、と勘違いしている人がいそうですが、大抵は、暑かったり、寒かったり、うるさかったり、そんな
ところで仕事している、というのがごく当たり前です。
そんな中で、より、安全に快適に作業する工夫をしていくしかないのです。
今回は、普段、作業する場所がほこりっぽかった件、についてお話してみました。
ほこりっぽい職場の対策として、陽圧化という方法があります。