会社で労働災害を起こしたらどうなるのか、について話をしています。以下の動画でその詳細を説明しています。
目次
動画の内容
回は、会社で労働災害を起こしたらどうなるのか、についてお話をします。
労働災害を起こすと、冗談抜きで大変な騒動になる
工場で、労働災害を起こすと、その社員が被災者でケガを負った場合には、当事者の人はもちろん大変気の毒なことになります。
また、その社員が加害者になったような場合(例えば、フォークリフト運転手として、など)も同じく、負傷者に対して至急の治療を手配するなどの対応が必要になります。
ケガで痛い目に遭うのはもちろん、関連する対応に大わらわとなるのです。
軽度の災害でも 大変!
被災者のケガの程度があまり大したことがない場合は不休業災害として、病院で治療を受けてすぐに復帰できます。
しかし、何日か治療のために休まないといけないような場合は休業災害として扱われ、かなり大変なことになります。
その治療のために痛い目に遭いますし、後遺症が残ってしまうと大変です。
課長は、災害対応に忙殺される!普段も忙しいのに
また、災害の当事者に加えて大変なのは、その社員の所属する課のリーダー、課長です。
当該社員の災害発生を知らされると同時にすぐに対応する必要がでてきます。
勤務先の会社の規則では、その課の部下が労働災害を起こした場合は、課長はまずは当日中に規定の報告書に状況を確認、記載して安全部に提出する必要があったからです。
したがって、災害発生の報告を聞くと、会議中であろうと即座に中断し、対応しなくてはいけなくなります。
そして、その後はどうしたら、災害の再発を防止できるかの対策を計画し、実行、その実行結果を報告する義務がありました。日々の業務がある上に突発的にこの対策を、急いで行わなくてはならなくなるので、ただでさえ忙しいのに全く時間がなくなる状態になります。
労働災害は、なんとしても起こさないこと
労働災害は、起こってしまったらしょうがないし、問題点の抽出ができるという意味では、前向きには考えられますけども、なんとか起こさないようにすべきでしょう。
できれば可能な限り、繰り返し危険予知を行なって、労働災害を防止するという形に収めたいものです。
今回は、会社で労働災害を起こしたらどうなるのか、についてお話してみました。
厚労省のサイトに災害発生時の手順について記載があります。参考までに。こちら。