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ヒヤリハットとは?

2019年4月19日

ヒヤリハットとは

重大な災害や事故には至らなかったが、作業中にヒヤリとしたり、ハッとした体験、事象のことを指します。

労働災害に至るその前までに、ヒヤリとしたり、ハッとする多くの経験があるという、ハインリッヒの法則があります。ハインリッヒによれば、5000件以上の労働災害を統計学的に調べたところ、1件の重大な労働災害の背景には、29件の軽微な災害があり、300件の「ヒヤリハット事例」があることを突き止めました。このから、重大な災害や事故を未然に防ぐためには、このヒヤリハットを撲滅することが大切であると考えたのです。

職場の作業者ののヒヤリハットの経験を集めて、それを皆が分析・共有することで、危険を管理し、労働災害の発生を防ぐことにつなげられる、というのが、ヒヤリハット活動と呼ばれるものです。

実際のヒヤリハット活動

一般に行われるヒヤリハット活動は、職場メンバーに「ヒヤリ」や「ハット」したことがあった場合、所定の用紙に記入して提出してもらいます。そして、集まったヒヤリハット事例を分析(当人と管理者)し、情報を共有することで、災害の発生を防止します。

ヒヤリハットの書式ですが、以下の内容を書くようにします。

・いつ
・作業内容
・どこで
・何をしたときに
・どうなったか、もしくはどうなりそうだったか
・原因
・対応策

質問形式になっているので、書いている当人も、起こったヒヤリハット事例をより理解しやすくできるものとなっています。これが、質問形式になっていなかったら、つい情報が省略されてしまい、他の職場メンバーにも伝わりにくいものになってしまいます。

応用編

実際の運用ですが、「ヒヤリ」としたり、「ハッ」した場合に、ヒヤリハットの用紙を提出してください、ということにしておくと、職場の皆さんは、ほとんどヒヤリハットを提出しないのです。よっぽどの危ない目に合うか、上司から、「(この危なかった件、)ヒヤリハットを出しといて」などと言われないかぎり、提出をしないのです。

この対策として、小生の以前所属していた職場では、一人当たり、月に1件以上のヒヤリハットを出してもらうようにしていました。確かに1カ月の作業の中で、1回もヒヤリとしたことがなかったというのは、なかなかないものです。何かしら小さな危ないことに出会っているのです。

こうすることによって、普段の作業においてより安全に関心を払うようになるのです。

また、職場メンバーの皆さんから提出されたヒヤリハットですが、掲示板に「紙」で貼り出すようにするのが望ましいです。近年、メールあるいはデータベースでの情報伝達が進んでいますが、そのような方法でヒヤリハット情報が配られても、ほとんどの人が、目を通すことをしないのではと思います。一番、有効なのは、紙情報です。作業場の掲示板にヒヤリハットが貼ってあれば、おのずと見ることになるので、これが一番です。

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