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ブログ 【KYTイラスト】保護具の感想、反射帯(反射ベスト、反射チョッキ)

2020年1月14日

反射ベスト
反射ベスト

危険予知(KYT)イラストに関連して、場内移動時に必要になった保護具の一つ、反射帯、というお話です。 以下の動画でその詳細を説明しています。





動画の内容

今回は、場内移動時に必要になった安全具の一つで「反射帯」についてお話をします。反射ベストともいいますね。



反射帯(反射ベスト)の導入。確かによく光る!

会社の安全対策の方針変更・強化に伴い、新たに加わったのが、反射帯の着用です。

使用していたのは、蛍光の黄緑色の生地がベスト状になっているものに、光が当たると反射する素材でできたテープ状のものが縫い付けてあるものです。

 反射帯を装着することによる視認性向上はすばらしく、確かにこの反射帯を着用すると、夕方から夜、あるいは、昼間でも建屋内の暗い場所にいても自動車のライトがあたると反射して、人の存在がとてもよくわかります。

確かに安全性は向上することがわかりました。



反射帯の課題、引っかかる!

反射帯は反射して光って安全性向上には優れているのですが、問題点の一つは、この反射帯を着装した作業員が狭い場所を通る際に、この反射帯が引っかかってしまうことです。

反射帯がビラビラしているので、荷物の角などにひっかかって、歩行を妨げたり、あるいは反射帯が破れたりしていました。これは、もう、気をつけるしかないのかなと思います。

しかしながら、現場作業者にとっては、かなりの効率低下です。



反射帯の課題、汚れ、劣化!

もう一つの問題点は、反射帯の劣化、汚れです。

反射帯はマジックテープで体の前部で閉じるようになっていましたが、安物だったせいか、しばらくすると、マジックテープがダメになってうまく留められなくなり、気が付かないうちに、はずれて逆に危なくなったりしたのです。

安全帯は会社から支給されていたものですが、工場の安全部は安く抑えたかったのでしょう、千円以下のもののようで、要はあまり作りの良くないものでした。

また、油などが付着してだんだん汚れてきますが、なかなか洗濯する人は少ないので、かなり汚いままのものをそのままずっと使用しているという人がほとんどで、汚らしくなり、5Sの観点から問題のあるようなことでした。



ひっかかり対策として作業服自体に反射印刷処理

 反射帯がひっかかるのはさすがに問題になったようで、この対策として、希望者には、作業服自体に特殊な「反射印刷加工」をするということを行っていました。

この反射帯については、とりあえず、会社は既製品を導入したけれども、引っかかり防止のために、洗濯しても劣化しないような反射テープを縫い付けるなどの工夫が行われていく必要があると思いました。

今回は、場内移動時に必要になった保護具の一つの反射帯、についてお話してみました。



反射帯(反射ベスト)は、その視認性が高く、災害防止に絶大な効果があります。ニュースでも報じられています。


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