危険予知(KYT)イラストに関連して、だんだん重装備になっていった従業員の安全装備についての話です。 以下の動画でその詳細を説明しています。
目次
動画の内容
従業員の安全を守るための対策の作業員の保護具着装ですが、安全を確保するために、どんどん重装備化していった、というお話をします。
工場内では保護具着装が必要
以前勤務していた会社の安全対策についてお話します。従業員が着装する保護具の話です。
そこの会社では、ある時期に会社の経営方針が変わってから、以前より安全対策にとても力をいれるようになりました。
安全対策は、かなりたくさんのことをしていましたが、今回は、その中の一つ、工場内を移動する場合の服装、装備について説明します。
ここでは、普通の工場勤務の人が場内を移動する場合の安全装備のことについて述べています。
保護具着装に関して、当然ですが、正社員と全く同様にパート従業員の人も同じ保護具着装をする必要がありました。
また、特別な、通常よりもリスクが高くなる作業をする場合は、必要に応じてさらに装備が必要になります。
どんどん重装備化する保護具
さて、普通の工場勤務の人が場内を移動する場合、これまでは、作業服、ヘルメット、安全靴があれば、場内を移動を許されていました。
実は、以前は、昼休みは業務時間外ということでなのか、ヘルメットを着けていない人もいたくらい、ゆるいものでした。
しかし、その会社の体制変更があってからは、本社の安全対策部の指導により、今までの作業服、ヘルメット、安全靴、に加えて、反射帯、保護ゴーグル、または、ヘルメットのシールドをおろす、手袋、手甲、脚絆をしないと、場内を移動してはいけない、という決まりになりました。
安全も大事だか、かなり煩わしい保護具
最初、この指示を受けたときは、正直なところ「面倒くさいなあ」というのが正直な感想でした。
きっと、「そんなに厳重にしなくていいのではないか?」と反対の意見もあったのだと思いますが、安全第一だと言われると従うほかはなかったのだろうと思います。
おそらく、近隣のどの工場よりも安全対策に力を入れていたのではないかと思われるくらいです。
会社側が、とても安全を考えてくれているので、ありがたいとは思うのですが、ちょっと場内を移動しようとすると、これらの保護具をつけなくてはなりませんし、相当煩わしいなあと思ったのも事実です。
私の場合、メガネをかけているので、その上から保護ゴーグルをかけるのがとてもわずらわしく、いやだった記憶があります。
保護具着装基準の見直しも必要と考える
このような保護具着装を強化することで、実際のところ、以前よりも労働災害が本当に減ったのかどうかは、統計的には出てこないと思いますが、少なくとも、従業員の安全意識が否応なしにかなり高まって、かなりの効果があったのではとみています。
この時、思いましたのは、安全対策をするのはいいのですが、重くするほうばかりではなく、状況に応じて、軽くする方向についても検討できるといいなあと思いました。
今回は、重装備になっていく保護具についてお話してみました。